教育コラム
2026.03.23
ベルーフの教育コラム
【難しい世代に寄り添いながら】
私がその生徒さんの担任になったのは、高3年の4月でした。彼は部活を引退する前から東進に登校する習慣ができており、部活引退後はほぼ毎日登校していたように思います。将来の夢は「救急救命士」と決まっており、志望校についても、救急救命士として活躍するために“深く実践的な学び”ができる大学を探して、高校3年間ずっとぶれることなくその大学を志望していました。
彼は性格的には元気で、挨拶がしっかりでき、前向き思考で、周りを見る力もあって後輩から慕われるようなタイプ。一方で、高校生っぽい“やんちゃさ”もきちんと備えていたといえます。
大学受験については、彼の志望校でも「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」、「一般選抜」と多くの方式がありました。募集人数の多さや日程を鑑みて、総合型選抜の対策からしていくことになり、志望理由書や自己PRの書き方、面接練習などを2ヶ月以上みっちりやった思い出があります。
はじめは志望理由書としては物足りない文章であったり、面接練習で体が揺れたり目が泳いだりと、見直すべき点は多々ありました。しかし「志望校に合格する」という強い想いがあって、最終的に志望理由書も内容が整い、面接で本番にどんな質問をされてもきっと大丈夫だろうという力をつけていったと思います。
結果は、見事に総合型選抜で合格!もちろん高校でもそれぞれの対策をしていたため、相当数の志望理由書を書いては添削されて書き直しをして、また面接練習でも細かい点まで指摘され、へこたれそうになった時期もあっただろうと思います。
それでも合格までたどり着いたのは、試験日から逆算して対策に時間をかけられていたことと、何よりも「その大学に絶対合格する」という強い意志があったからだと確信しています。
私たちは「先生」ですが、生徒たちは子どもから大人への成長過程にある難しい年代。大学受験は人生の中間目標とよくいわれますが、ひとりの大人になって旅立つための重要なポイントであるでしょう。
こうした関わりを通して、重要な時期にある生徒たちの、この世代ならではの頑張りに寄り添える喜びとやりがいを実感しています。
※本欄では、ベルーフアカデミー、東進衛星予備校で学ぶ生徒たちの目標達成に向けた日々の頑張りや成長の様子などを紹介しています。





