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2025.07.07
ベルーフの教育コラム
【面談で伝えた想いをきっかけに】
中3のその生徒は長野高専を目指していました。しかし、学校テストや模試の結果は思うように伸びず、そして勉強に対しての本気さも感じられないまま、冬期講習の時期を迎えました。講習が始まる直前、その生徒と1対1で面談をしました。「このままでいいの?本気で合格したいなら、この冬が勝負だよ。一緒に本気を出そう」―。理屈ではなく、心からの想いで伝えた言葉でした。生徒の人生に本気で向き合い、初めて叱るという行動をとった瞬間でもありました。
この面談をきっかけに、生徒の姿勢は一変。授業への集中力、宿題やテストへの取り組み方が大きく変わり、最終的には見事、長野高専に合格することができました。
後日、保護者様と一緒に挨拶に来てくれた際、「先生に叱ってもらって目が覚めたと言っていました」と感謝の言葉をいただきました。私が手書きした応援メッセージを制服の胸ポケットに入れて試験に挑んだと聞き、あの時、叱ることになっても感じていた想いを伝えて本当に良かったと、心から思いました。
※本欄では、ベルーフアカデミー、東進衛星予備校で学ぶ生徒たちの目標達成に向けた日々の頑張りや成長の様子などを紹介しています。